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団塊の世代が若かった頃のひとり旅

■■団塊の世代はひとり旅好き?
● あの頃は、ひとり旅の若者が溢れていた

わたしは中高年に、ひとり旅を勧めているのですが、中高年の中核を担う団塊の世代は、結構ひとり旅が好きだと思うのです。わたしが若い頃、旅先でひとり旅の同世代人に大勢会いました。

あの頃ひとり旅をしていた連中が、その後どんな人生を歩んだかは知る由もありませんが、今頃すでに暇になって、ひとり旅を再開しているかもしれません。 早く自由になって、ひとり旅を再開したいと、ウズウズしている人も多いのではないでしょうか。

だから中高年世代は、意外と抵抗なく、ひとり旅を始められるような気がします。

青年は荒野を目指す

あの頃、そんな名前の本が、若者たちに読まれていました。著者は五木寛之。彼が作詞した同名の歌を、フォーククルセダーズが歌い、こちらも多くの若者に口ずさまれました。

“♪ひとりで行くんだ~、幸せに背を向けて~♪”

あの頃多くの若者たちが、この歌詞に背中を押され、風に吹かれて、ひとり旅に出ました。

底の浅い人間でも、ひとり旅路を行くうちに、自分が底の深い人間に思えるようになるから、不思議でした。なんか哲学的な気分になっちゃって・・・
「人生とは何か」「生とは」「死とは」・・・その後の人生で、あんまり考えなかったことに、あれこれ思いを巡らして、結局は異性への妄想に行き着く。
ナンパがひとり旅の大きな目的のひとつだったりして・・・
わたしの場合、結果は0勝15敗でした。

そんなひとり旅の気分や、苦い、酸っぱい思い出を抱えている団塊の世代は、モゾモゾと今ごろ、ひとり旅へとうごめき始めているかもしれません。

● 団塊旅人といえば「かに族」

われわれの青春時代は、かに族全盛の時代でもありました。大きなリュックを背負ってゾロゾロ歩く若者たち。リュックが蟹の甲羅みたいで、そう呼ばれたわけです。

登山ならともかく、あのように大きなリュックを背負って旅行する人は、今は見掛けなくなりました。わたしは今でもひとり旅に出るときは、背中に荷物を背負います。でも荷物はずっと小さくて、リュックとは呼ばず、バックパックと呼びますよね。

今はかに族ではなくて、バックパッカーで、かに族は絶滅したのでしょうか。

かに族は、特にひとり旅というわけではありません。団体のかに族も、たくさんいました。

北海道を旅行する連中に限定して、かに族と呼ぶ説もあります。言葉の起源は、そうなのかもしれません。北海道=蟹のイメージですから。でも、蟹の種類は多様で、全国に生息しています。かに族を、北海道特定の種族と考えなくていいと思います。

いずれにせよかに族は、団塊の世代が若かった、遠い昔のごく一時期だけ栄えた古典的種族であることは、間違いありません。

ひとり旅を再開させたい団塊の世代はかなりいると思いますが、かに族スタイルを復活させる人は、少ないと思います。

■■わたしのあの頃のひとり旅
● 全国に足跡を残す!

わたしは大学時代(1966年~1970年)に、全国を旅して回ることを、第一の目標に掲げました。勉学は二の次。可愛いガールフレンドを見つけることは、何より優先度が高かったのですが、旅行をしているうちに見つかるのではと、楽観的に考えていました。
ガールフレンド探しには厳しい現実の壁が待っていましたが、全国踏破は達成しました。勢い余って日本海を横断し、シベリアの奥地まで足を伸ばしました。唯一行かなかった都道府県は、沖縄だけ。あそこは当時アメリカの施政下にあり、沖縄県は存在していませんでした。

● 段々とひとり旅に

学生時代の最初は、親しい友人たちと一緒に旅をしていました。小学校以来の、近所に住んでいる仲間です。
何度かは、結構盛り上がって旅をしていましたが、そのうち続かなくなりました。友人たちは違う大学で、それぞれの生活スタイルも違ってきます。三人一緒の旅が、何よりも最優先というわけには、いかなくなりました。

わたしは大学二年生から、下宿するようになりました。そこで知り合った友達と旅行をしたり、近くの女子大学と協定している旅行クラブ(ユースホステルクラブといった)の旅に参加したりしましたが、自分の求める旅スタイルとは違うと思うようになりました。

自分勝手に計画を立て、好きなところに好きなときに旅をしたい。そうなると、ひとり旅しかありません。学生時代の後半は、ひとり旅専門となったのです。

● ひとり旅でどこに行ったか

あの頃わたしのひとり旅に、テーマはありませんでした。日本地図に自分の足跡を書き込み、まだ空白の部分が、次の旅の目的地となりました。

地図が段々と足跡で埋められてゆく。それを見て、ひとり密かに喜びに浸る。やや暗めの旅行オタクでした。

わたしは大自然よりも、その中で生活を営む人々の暮らしぶりに興味がありました。地図で見つけた町村、集落で、人々がどんな暮らしをしているのか。そう考えると、その土地を無性に訪ねたくなりました。観光地かどうかは、二の次でした。

若い頃のわたしのひとり旅の足跡は、人跡未踏の山岳地帯にはなく、海沿い、川沿い、山麓の町村を結んで、全国に広がりました。

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