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わたしのひとり旅のテーマ2

■■古代商社の足跡を訪ねるだけでは・・・
● 旅の夜に酒を飲まなければもったいない

わたしは酒が好きなので、旅に出れば必ず酒を飲みます。旅先で酒を飲まないなどというもったいないことは、考えられません。大勢で旅するときも、親しい友と旅するときも、酒の飲めない妻と旅するときも、そしてひとり旅のときも、必ず旅先では酒を飲みます。

海外には、酒の飲めない国もあります。サラリーマンのときは、仕事があれば仕方なく出張しましたが、自由な旅を楽しむ現在となっては、もちろんそんな国々には行きません。

若い頃は、毎日毎晩いくらでも酒が飲めました。
ワインが水代わりのヨーロッパで生活していた頃は、昼夜飲んでいました。でも61歳となった今、酒好きは変わらなくても、そんなに飲めなくなりました。

今は健康を考え、毎日酒を飲むことはしません。
休肝日を週に1~3日設けることにしています。気の合った仲間との飲み会になると、概ね深酒になります。
深酒の翌日は、必ず休肝日としています。連チャンの飲み会は、しないことにしています。宮仕えをやめた今だからこそ、できることです。

● 地方の居酒屋で飲む

旅先では、必ず酒を飲む。これはわたしの鉄則です。若い頃は、昼間からビールやウイスキーを飲んでいましたが、今は違います。体力的にもうそんなに飲めないし、主にレンタカーで移動するから、昼間酒は飲みません。

でも、夜は必ず飲む。ということは、長旅だったら、毎晩飲むことになります。それでは体がもちません。だからわたしのひとり旅は、長くても2泊3日にしています。それでも2夜連続で飲むので、旅先では飲む量を抑えています。ひとり旅なので、自分さえしっかりしていれば、コントロールは可能です。

わたしのひとり旅のテーマは、古代商社の痕跡を訪ねることですが、せっかく旅に出て、それだけでは物足りないので、第2のテーマを設けました。それは、「地方の居酒屋で飲む」ことです。

わたしは物書きのほかに、NPO活動や大学の非常勤講師をやっています。それらの仕事で、たまに地方に行きます。行く先は、古代商社の足跡とは関係ないところもあります。そんなときでも、日帰り可能な近場でも、必ずどこかに1泊して、居酒屋で酒を飲むことにしています。

■■なぜ地方の居酒屋で飲むのか
● 旅先での酒の飲み方あれこれ

「なぜ居酒屋なのか」ということです。温泉に行ったら、ふつうは旅館やホテルで食事をとり、そこで一緒に酒を飲みます。妻や家族などと旅行するときは、わたしもそうします。
でもひとり旅では、旅館やホテルで食事はしません。ひとりでポツンと食事をするのは、さびしいことです。

わたしのひとり旅の宿泊先は、外食のできるところが条件です。だから山中の一軒宿ではいけないのです。

大都市は好みません。今ひとつ旅の風情が希薄です。あまり田舎でも、居酒屋の選択肢が限られます。ちょうどいいのが、地方の中核都市です。ふだん寛容なわたしでも、この点は結構うるさいのです。

「居酒屋ではなく、レストランでもいいではないか?料亭では駄目なのか?コンビニ弁当とワンカップ酒を買い、公園のベンチで食べたらどうなのか?」
いろいろ意見はあるでしょう。

外国ならいざしらず、田舎のレストランは旅情がありません。料亭は高い!公園で食べるのは侘しいではありませんか。
そう、何といっても居酒屋なのです。

● 居酒屋がなぜいいのか

居酒屋には、その街の生活者が集まります。庶民生活の縮図が、そこにあります。カウンターにひとり座り、店の人から地元の情報を仕入れます。隣に座った地元の客たちと、楽しい交流が展開します。まさに、ひとり旅の醍醐味なのです。これができるのは、居酒屋だけです。

たまには、お店が忙しすぎて、店の人が相手をしてくれないときもあります。周囲の客に、適当な話し相手が見つからない場合もあります。それはそれでいいのです。周囲の客の話には、耳を傾けるに十分な価値があります。酒に任せた地元民の放談には、その土地を知るヒントが溢れています。
知らない街の居酒屋。
その喧騒に埋もれてひとり酒を酌むときは、心地よい旅情に浸れる至福のときなのです。

■■旅先の居酒屋作法
● どうやって選ぶか

インターネットには、日本全国の居酒屋情報が溢れています。わたしは、多少参考にしますが、最終的には頼りにしません。ネットに書き込むのは、わたしよりずっと若い世代で、趣味趣向が違うと思うからです。

わたしはその街の盛り場から徒歩でいけるビジネスホテルに泊まることにしています。そしてホテルのフロントで、お勧めの居酒屋を数軒紹介してもらいます。お手ごろの値段と、地元の料理が食べれることが条件です。
大抵のホテルには街のガイドマップが用意されていて、多くの場合、即座に教えてもらえます。

● お店の人と向かい合える店がよい

そしてお勧めの店に行きます。すぐ入らないで、戸のガラス越しに、中を偵察します。あまり大きくない店。カウンターがあり、お店の人と向かい合えること。適度に客が入っていること。それらの条件が合えば、意を決して突入します。

結果、期待はずれだったことは、ほとんどありません。「酒さえ飲めればどこでもいい」といった寛大さを、わたしが持ち合わせているという点は、多少配慮すべきかもしれません。

● 注文の作法

まず瓶ビールを一本注文。肴は、地元の料理を2~3品頼みます。わたしの旅先は海沿いの街が多いので、地魚の刺身は欠かせません。そして、日本酒の熱燗2~3合を注文。辛口の地酒を頼むのは、バカの一つ覚えです。予算は5000円前後になります。

それで十分盛り上がります。すごく盛り上がっても、それ以上飲むのは我慢します。2泊3日の旅なので、次の日の夜への配慮が欠かせません。

はしご酒は絶対禁止。小腹が減ったときのラーメンは最高なのですが、これも禁止。そんなときはコンビニでおにぎりを買い、ホテルに戻って食べることにしています。

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