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本格的なひとり旅

■■長いひとり旅には覚悟がいる
● 旅は非日常だから楽しい

楽しい旅から戻ると、また日常生活が待っている。「ああ、楽しかったなあ。もっと旅をしていたいなあ!」と、思うことはよくあります。でも、ずっと旅を続けていたら、いやになってしまうでしょう。旅は非日常的だから楽しいのです。旅が日常になったら、きっと楽しくなくなります。

・「人生は長い旅である」という人がいます。
でもこれは比喩であって、実際旅をしながら人生を送っている人は、そんなに多くはありません。
出張の多いサラリーマンでも、自宅に寝泊まりする方が、ずっと多いはずです。野球の大リーガーや国際的なスポーツ選手は、移動の日々を送っていますが、必ずシーズンオフには自宅に戻るし、各地を転戦するのは、短い現役の時代だけです。人間は動物ですが、始終移動するのに適した生き物とは言えません。

それも、長期のひとり旅となったら大変です。
移動しながら、ひとりで衣食住を確保しなくてはなりません。必ず腹は減る。衣服は汚れるから、洗濯が必要。寝る場所を、毎晩探す必要がある。
旅姿のフーテン寅次郎は、いつも小ざっぱりして見えますが、本当なら縞の背広はヨレヨレに汚れ、顔はホームレスのように日焼けで真っ黒になるはずです。

住みなれた我が家には、生活環境が整っています。
家で暮らす方が、楽に決まっています。本来非日常であるべき旅を、日常とするには大変な覚悟が要ります。

● それでもひとり旅に出る?

オレは一人者。もう仕事をしていないから、暇はいくらでもある。カネもまあまあ持っている。だから、長いひとり旅に出たいと思う。
そういった人は、確かに本格的なひとり旅に出るのも、いいかもしれません。ちょっとうらやましいですね。

もともとひとりなら、長く旅をしていても、寂しくないかもしれません。別に待っている人もいないのだから、里心も希薄でしょう。ひとりで今まで生活していたのであれば、移動中の衣食住対策も、何かと手際よくこなせることでしょう。

でも、当てもない旅って、飽きないでしょうか?
すぐいやになる人は、多いのではないでしょうか?
いくら素晴らしい観光地を巡っていても、そのうちに、どこも同じ風景に見えてくると思うのですが・・・

本格的なひとり旅には、それに合った本格的な目標やテーマを設定すべきでしょう(『ひとり旅にはテーマが要る』参照)

● 退路を断ってひとり旅に出る

もともと一人者のひとり旅の場合、長い旅に飽きたら家に戻ればいい。ただそれだけです。
そういう人は気楽ですが、そうではなくて、退路を断ったひとり旅もあると思います。二度と戻れぬ、悲壮感溢れるひとり旅です。

「あたし、もうこんな家に住めないわ!さよなら!」といったことを言って、妻が家を出ることがあります。
この場合、多くの女性は実家に戻るか、知人の家に飛び込むことが多く、本格的な長期女のひとり旅を始めることは、少ないと思います。

「もうお前となんか住めるか!オレは旅に出る!」といったことを言って、男が家を出ることもあります。
この場合多くの男は、本格的な長期ひとり旅を始めます。
この場合旅に飽きたからと言って、簡単には家に戻れません。男の沽券にかかわります。
失敗の許されない、退路を断ったひとり旅。飽きたらどうすればいいのか? カネが尽きたら?
家に戻って妻に泣いて謝る手はありますが、長期ひとり旅を長持ちさせる方法もあるでしょう。

■■本格的なひとり旅に出る
● テーマは壮大に

理由はどうあれ、長期の本格的なひとり旅をする機会到来。人生にそうあることではないので、「チャンスを生かし、有意義な時を過ごそう!」と、前向きに考えるべきです。

長旅のはずが、数日で飽きてしまった。そうならないように、本格的なひとり旅には、それに相応しい、本格的なテーマや目的を設定しましょう。
なにせ、時間だけは有り余っているわけです。
壮大なテーマが、設定できるはずです。

おカネがあれば、海外に飛び出しましょう。
人類移動の足跡を追ったグレートジャーニーの向こうを張って、ギネスブック狙いの珍案妙案をいろいろ考えるのも、面白いでしょう。もちろん、単なるひとり旅と冒険旅行との間には一線を画し、入念な準備やリスク対策は怠らないように。

国内だって、長期旅行はひとり旅が相応しいでしょう。日本全国を、いろいろな手段を使って巡ります。古人の残した旅日記や詩歌を辿るのも、面白いかもしれません。

長期間ひとりでいるためには、それに耐えるひとり遊び(『ひとり旅にはテーマが要る』参照)のテーマが、しっかりしていなくてはいけません。挑戦的で、エキサイティングなもの。ひとりの退屈さ、寂しさを長きに渡って吹き飛ばすようなテーマ。それは、本格的なひとり旅で、まず最初に準備すべきものです。

● 旅先の長逗留

ひとり長旅を続けていれば、多くの人は、人恋しくなるでしょう。日々の移動も疲れます。気に入った町や村があれば、そこでしばし逗留するのは、長旅を続けるコツです。

「ひとり旅なのだから、絶対ひとりぼっちを貫く!」という考え方もあるでしょう。大自然の素晴らしい場所にテントを張って、しばし滞在するのもいいでしょう。

やはり人恋しくなるのがふつうです。都合良く、旅先に知人がいればしばらく泊めてくれるかもしれません。でも世知辛い現代では、人の行為に甘えるのも限界がありそうです。気に入った町でアパートか下宿を探し、そこでしばし暮らしてみてはどうでしょうか?旅館に泊まるよりは、おカネは節約できます。

● コミュニケーションはひとり旅の大切な要素

わたし自身経験はありませんが、その街の暮らしにある程度溶け込めば、人との繋がりができてくるでしょう。悪い人でないと分かれば、人口流出に悩む地方では、歓迎される場合が多いでしょう。旅の新たな展開が期待できます。

旅先での人とのコミュニケーションは、ひとり旅の大切な要素です。本格的なひとり旅であれば、旅先での人付き合いも、通り一遍のものでなく、本格的なものを心がけるべきです。旅先の人と仲良くなる。本格的なひとり旅を長続きさせる、大切なポイントだと思います。

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